さあ皆さん、仕事でお疲れのところ、一服タイムです。
頭の体操で、固まった脳をほんの少し柔らかくして、気分をリフレッシュさせてから次の仕事に取り掛かりましょう。

(問題)

中国戦国時代の韓非子は、隣国との付き合い方について述べています。
次のどれが韓非子の述べた内容でしょうか?

1)隣国から立派な人物が使節としてやってきたら、何の成果も与えるな。
  しかし、つまらぬ人物がきたら、厚遇してちょっとした成果を持ち帰らせよ。

2)隣国から立派な人物が使節としてやってきたら、厚遇せよ。
  しかし、つまらぬ人物がきたら、斬首にして国の威厳をみせつけよ。

3)どんな人物が使節としてやってこようと、常に変わらぬ態度で接するようにせよ。

答は下の方へ(白い字で)書いていますので、少し考えてみてください。反転させて見てください。↓

正解は、1)です。
韓非子はこう考えます。「つまらぬ人物を厚遇すれば、隣国ではつまらぬ人物がしだいに発言権を得るようになるはずだ。そして、やがて隣国は滅んでしまうだろう」。
韓非子の方法は、一種の情報操作ともいえます。こういう人もいるということに要注意です。現代は情報操作の影響が昔よりずっと大きくなっていますので、なおさら注意しなければなりませんね。