ある雑誌に、東ソーの会長が自社の歴史を振り返った話が、載っていました。
それには、「会社は、平穏なとき何年計画とか言って、時間軸を立てて目標を設定します。 しかし、経営危機を迎えたときに肝に銘じたことは、時間軸が命取りになることがあるということです。『3年計画でコスト15%削減』といった考えは役に立ちません。3年先にできることを今しなければならないのです。」とありました。
我が社にも、経営計画書があり、単年度、中長期とそれぞれ目標があります。
経営計画は確かに重要なものだと思いますが、もしかすると今年できることをわざわざ先送りして、計画を立てることに満足しているところがあるかもしれません。
ひょっとすると、3ヶ月でできることを1年計画にしてしまっているかもしれません。
今日できることを明日に延ばしているかもしれません。
身の引き締まる思いです。