事務所の窓を換気のために少し開けていたら、季節はずれの虫が室内に飛び込んできました。何度もガラスに体をぶつけながら飛んでいます。
「入ってきた窓の隙間から出ればいいものを。 この愚か者め。」 とあざ笑いつつ、自分も悩みを抱えたとき、同じことをしているのではないかと思いました。
一歩さがって客観的に見れば、出口がどこにあるかわかるのに、目の前のことしか見ないで闇雲に頭をぶつけて苦しむのは、虫と変わりないかもしれません。
虫の行動といえど、無視できず、むしろ教えられるとは、情けない。
落ちがイマイチでした。やはり愚か者です。