友人夫婦が尋ねてきて、世間話をしているうちに、友人の奥方が騒ぎ出しました。
過日、朝9時ごろに車のクラクションが何回も鳴るので、外に出てみると、お向かいの家の前にトラックが止まり、荷台に立派なピアノがのっかっていたそうです。
奥方いわく「きっとご近所に見せ付けるために、わざとクラクションを鳴らすよう運転 手に言ったに違いない。
ふざけてる。ウチも何か買い替えようかしら」とのこと。
人は、おかしな習性を持っていて、他人とよく比較をします。それによって幸せになることもあれば、その逆のこともあります。
誰が指図するわけでもないのに、自分で勝手に比較をしては、ため息をついたり、怒ったりして苦しんでいます。
上でも下でも、強くても弱くても、大きくても小さくても、美しいものは見えるものなんですが・・・。

非核三原則ならぬ、比較三原則とは、主人の出世 ・ 奥さんの持ち物・子供の進学
あたりかな?

「上見れば、望むことのみ多かりき、笠着て暮らせ、己が心に」。名言です。