あるコラムで見つけた記事を紹介します。
あなたは、10円玉の図柄を描けるだろうか?恐らくほとんどの人は何となく記憶しているが、正確には描けないはずだ。
10円玉を他の硬貨と間違う人はいない。 色や大きさで識別できるから、図柄まで記憶する必要がないのだ。
10円玉を見て、「ああ、そういえば」と思った瞬間、脳が刺激されている。 「思い出せない」 という関心が、 「見る」 から 「視る」に脳の
スイッチを切り替えている。
これまでの何万回以上の接触よりも、このたった一回の興味のほうが記憶に残る。
接触回数が多ければ伝えられることも多いはず、きっとわかってもらえるはずと思い込み、企業も個人も接触回数に依存しすぎると、この
「10円玉のミス」を犯すことになる。
接触回数は、認知と相関するが、好意や共感とは相関しない。
重要なのは、企業のあるいは個人の「価値」であり、「人格」なのである。単なるデザインや標準化された機能に好意や共感を生み出す力
まではない。