あるコラムで見つけた記事によると、人は初対面の人を、三秒、三分、三時間、三日、三週間、三ケ月単位で判断するらしく、三秒あれば外見から判断でき、三分間の会話から大体の性格がわかり、三時間あればその人の反応の仕方や行動、三日で癖や好み、三週間で仕事ぶりや能力を判断でき、三ヶ月で隠れた一面まで発見できるそうです。
また、最も決定的な判断は、最初の三分までになされてしまうことが多く、あとは最初の判断の強化か修正をしているに過ぎないとのこと。

これを仕事に当てはめると、職場の人間関係、機械のトラブルやメンテナンス、販売先での売り込み、新しい商材や新製品につながるヒント等々人間以外の出会いも含めて、最初の判断はものごとを決める上で、欠かせない重要な要素となります。
当然のことながら、その判断の基準は、自身の経験や周囲の情報からくるものです。自分の仕事以外でも、できるだけ多くのことを見聞し、体験する経験値を増やすことが肝要なようです。
加えて、自分で判断・決断できなくとも、「あの人ならこのことに詳しい」「あいつならこれに慣れている」といった人脈を作ることも大切なことだと思います。

三ヶ月どころか、三年経っても何十年経っても嫁さんのことが理解できないという声が、あちこちから聞こえてきそうな・・・。