開催日時: 11 月 17 日 (火) 19:00 〜 20:30
開催場所: 倉敷商工会議所3階第5会議室
内容 第2回講師例会を開催しました。

令和2年度 第2回例会を以下のとおり開催いたしました。

堂処会長挨拶

11月の日本YEGの大会参加は、リモート参加となった。青年部活動をしたいという熱い思いはあるが、コロナウィルスの感染者が増加している状況では、活動を自粛せざるえない。
そのため、大変歯がゆい思いをしている。しかし、何事も最初から「できない」からスタートするのではなく、「できることは何か?」に着目して青年部の皆も活動してほしい。

また、活動する際には以下の5つを避けるようにして、自分自身が感染することを防ぐよう気を付ける。

1.飲酒を伴う会食
2.大人数で実施する会食
3.マスクなしでの会話(他人に感染させない)
4.密集する環境での共同生活
5.居場所の切り替わりを避ける(2次会、3次会と場所を変えて会食・飲酒)

他人に感染させることのないように各自がマスク着用してから行動するようにとの呼びかけがありました。

 

出向者報告・委員会報告

◆水島活性化委員会
椎本委員長より「Jump UP!倉敷YEG」 が倉敷ケーブルテレビで放映中であることの報告がありました。
加えて倉敷YEGWebサイト、倉敷YEG公式FaceBookからも視聴できるようになっているので
青年部会員におかれましては、各自、視聴いただき、FaceBookの「イイね」もお願いしますとの依頼がありました。

講演会

倉敷保健所所長 吉岡氏より「コロナウィルスについて」として講演を賜りました。

倉敷市の発生状況は、10代、40代が大半であり、感染は誰でも、どこでも発生している。
陽性判明時の症状の有無に関しては、症状なしが2割となっており症状がなくても気を付けて欲しい。

屋外での感染経路は、会食が主な感染の主な経路となっていること。
屋内では、家族間での感染が主になっている。自宅で過ごしているときにも注意が必要であること。

感染した8割は軽症のまま治癒するが、2割が肺炎症状が重くなる状況である。数パーセントの感染者は、人工呼吸器が必要な状況まで悪化する傾向にある。
致死率に関しては、高齢者の致死率は他の年代よりも高いため、高齢者に感染させないように各自気をつけるようにとのお話でした。

経営者の皆さんへお願いとして、
もし、事業所で患者が発生した場合は事業所の見取り図、席の配置、人の動線を記した資料などの提出を積極的に行い、
感染経路や濃厚接触者の把握へご協力をお願いしますとのことでした。

最後には、併せて感染者の人権に配慮することを忘れないこと。
何らかの理由でマスクを着用できない方への配慮などを忘れないようにと強く訴えておられました。

質疑応答では、感染状況が深刻な大都市圏へ出張する際にはどのようなことに気を付ければよいか、質問したところ、保健所としては、公共交通機関の利用による感染のリスクは低いとみている。それよりも、リスクが高いのは、会食(少人数、大人数かかわらず)ではないかと保健所としてはみており、そのような場所を避けるとよいとのアドバイスをいただきました。

 

謝辞(佐藤 健太副会長)のあと、高橋監事より監事講評として「できることをできる範囲で活動を続け、次年度に続けるようにしてください。」と呼びかけがありました。

最後に、河合 常任理事の閉会宣言で解散しました。