デパートのオモチャ売場やスーパーのお菓子売場で、小さな子供が「このおもちゃが欲しい~」「このお菓子がいる~」とダダをこねている風景は、ごく日常的に見かけます。中には、その場に座り込んで、泣きながら顔をグシャグシャにして訴える子もいます。
彼らの欲しいものに対する執着心は凄まじく、「どうしても手に入れたい」という気持ちが伝わってきます。
さて、我々大人にそこまではっきりした「本当に欲しいもの」がどれだけあるでしょうか?仮にあったとしても、子供のように「何が何でも」と行動するでしょうか?
モノあまり時代の真只中にいて、衣・食・住に困らない我々は、目標意識あるいは達成意欲が希薄になる恐れがあるように思います。
ダダをこねるくらい欲しいもの、見つけたいですね。