1.ある宗教家の話
ある宗教家が、自分の信じる宗教を広めることで、世界を変えようと考えました。
世界中を回り、必死に布教活動をしましたが、思いは叶いませんでした。
その宗教家は、世界がだめなら国を変えようと、今度は国中を歩き回りました。
しかしそれも叶わず、それならば自分の住んでいる町を変えようと活動しました。
それでも変えることが出来ず、家族を変えようと試みましたが、それも叶いませんでした。
挙句、病気になり、病床で自身を振り返ったとき、彼は気がついたのです。
「もし最初に自分が変わっていたとしたら、家族が変わり、町が変わり、国が変わり、世界を変えることができたかもしれない」と。
2.ヤンキース・松井選手の至宝の言葉
松井選手が、高校時代に出会い、「僕の人生を変えた」とまでいう言葉です。
心が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
高校三年の夏、甲子園で五打席連続敬遠されながら、平然と一塁へ歩いた松井選手の姿、そして大リーグに行き、たとえ結果が出ないときでも笑顔でインタビューに答える彼の姿、ケガにも負けることなく連続試合出場を続ける逞しい彼の姿は、
「心が変われば、運命が変わる」ことを示してくれています。