今朝見たMSNのニュースの中で、目に留まったものがありましたので、その一部をご紹介します。
自身が学生時代に不良だった体験を持ち、今は学校の先生から横浜の教育委員になった「ヤンキー先生」で知られる義家弘介氏のインタビュー記事ですが、インタビュアーから「教師はどうあるべきですか?」の問いに対し、彼は次のようなメッセージを言っています。
「教師は、三つのプロフェッショナルであること。一つは、聞くプロ。声にならない子供の声にもアンテナをかざす。二つ目は伝えるプロ。どう伝得たら理解しやすいか、意識を常に持つこと。そして三つ目は、誰よりも学ぶプロであること。過去の知識で授業をしていたらダメ。一人一人どんな子か学べないことはない。学びながら生きていく。私も絶えず学ぶ人間でありたい」
これって、学校の先生だけに当てはまることではないですよね。
家庭でも、会社でも、親・経営者・上司・先輩等々色々な場面で役に立つメッセージだと思います。
さらに義家氏は、好きな言葉として魯迅の小説の中から次の文章を挙げています。
「希望とはもともとあるものともいえないし、ないともいえない。地上の道のようなもの。もともと地上には道はない。歩く人が多ければそれが道になる」
人間誰しも過去だけ見ながら生きていくことは出来ませんから、未来をもっとはっきりと見据えることが大切だとこの言葉は教えてくれています。
望む人が多ければ、希望が湧いてくる。そうすれば、道が出来てくるということだと思います。
考えさせられますねー。
カモ井加工紙株式会社
鴨井尚志