お彼岸も過ぎ、青年部の活動も一年の半分を経過しようとしていますが、皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか?
中村会長の強いリーダーシップの下に、今までとは違った青年部が歩を進めていることを恐らく皆さん実感されていると思います。
先日日経ビジネスの中にアサヒビールの社長が次のようなことをコメントしていました。
「物事は、変える勇気と変えない勇気が必要だ。変わることを意識すればするほど、本当に変えてはいけないコアの部分が見えてくる」
「変わる」ことを意識しすぎるあまり、肝心なものまで置き去りにしてしまうことってよくありますよね。
中村会長が色々なことを我々にぶつけてくれるのは、まさに青年部のコア(原点)を見つめ直せとの呼びかけに他ならないのかもしれません。
残り半分を皆さんで大いに盛り上げて、我々の原点を再確認しましょう!
さて、そろそろ皆さんの会社でも来春の新卒採用の活動が始まっていると思います。
弊社でも先般高校生の面接がありました。
その内の一人は、極度の緊張からか三交替勤務のことを「参勤交代」と間違える人もいました。(ウチは大名ではない!!)
小生も笑うに笑えず、間違いを指摘することもできない瞬間でした。
そうこうしているとき、ある記事が目に入ったので、皆さんに紹介しておきます。面接のとき使えまっせ。
「この結果は、お前への評価ではない。お前を育てた両親へのプレゼントだ」
今年で、勤めて十二年になる、私の会社の社長に、入社面接の内定をいただいた際に言われた言葉です。
面接時に聞かれがちの”会社を選んだ理由”や”自分の長所は?”などとは一言も聞かれず、社長が私に問いかけたのは”お前のお父さんはどんな人だ?””お父さんの趣味は何だ?”など家族のことばかりでした。
そして一時間もの間、家族の話をした後、その場で内定をくださり、この言葉をくださいました。
この内定の評価は今まで、私を育ててくれた両親へのものであり、私自身への評価は、入社後に自分でつくっていきなさい…という事でした。
何年働いても、私の評価はまだまだ出ませんので、今でもこの言葉が私の支えです。
カモ井加工紙株式会社
鴨井尚志