ポジティブ・シンキングなどというが、ポジティブからしか物事を見られない人より、ネガティブな見方も知っている人のほうが、人間の幅が広い。
落ち込んで、すねてひがんでいる人の気持ちがわかる。いつもポジティブに生きてきた人は、ネガティブ人間の気持ちに無頓着である。
ポジティブに生きてきた人は、確かに立派かもしれないが、ネガティブに落ち込んだ経験のある人のほうが、人に優しくなれる。
人生のネガフィルムもじっくり見つめて欲しい。その風景は、きっとあなたの心を豊かにしてくれるはずだ。
誰の言葉か知りませんが、「悲惨な予想や状況は、悲惨な結果のみ生むものではない。」というのがありました。