社員数名を抱える会社の社長が、社員に問いかけました。
「今の会社をどう思う?」。すると皆が異口同音に「夢がない」との返事。
社長は、社員全員を解雇しました。
社員に夢を持たせられなかった社長。自ら夢を持とうとしなかった社員。
仕事に対するプライドはなかったのでしょうか?
夢と目標の大切さを教えてくれます。
英国の研究者が最近発表した世界各国の「幸福度順位」で、日本は178カ国中90位という低位でした。
途上国といわれるフィリピン、タイ、インドネシアなど東南アジアの多くの国の幸福度が、軒並み90%を超えていたのに、日本は60%台です。
経済的指標である1人当たりの国民所得で比較すると、日本はこれらの国の15~36倍もあると聞きました。経済的豊かさは、必ずしも心の豊かさにつながらないようです。
上述の会社の話を聞いたとき、日本人の幸福度が低い理由のひとつがわかった気がします。