アメリカの大統領がお祈りをしている。
「神様、どうかイスラエルとパレスチナの問題を平和裏に解決してください」
神が答える。
「よろしい。お前の願いを聞き届けてやろう。しかし、お前の任期中には無理かもしれない」
韓国の大統領がお祈りをしている。
「神様、どうかわが半島の南北問題を解決してください」
神が答える。
「よろしい。お前の願いを聞き届けてやろう。しかし、お前の任期中には無理かもしれない」
日本の首相がお祈りをしている。
「神様、どうかわが国の財政赤字を黒字に変えてください」
神が答える。
「よろしい。お前の願いを聞き届けてやろう。しかし、私の任期中には無理かもしれない」
神に見放されたわが国日本。これは海外で生まれたジョークですが、流行ってほしくないですね。

やるべきことをやって、最後に「神様お願いします」と心の底から叫ぶほど、追い込まれたことがどれだけの人にあるのでしょうか?
かつてオリンピックの背泳で金メダルを獲得した鈴木大地選手は「人事を尽くして天命を待っていては勝てません。人事を尽くしてなお、天命を掴まなければならないのです」とコメントしていました。

鴨井尚志